メタボ

超・健康術

健康生活への目覚め

生涯現役のためには「健康第一」

私は、36歳の時、生涯現役で働きたいと思い立ちました。

生涯現役で働くためには、定年のない会社を自分でつくることです。

でも、それだけでは片手落ちです。

生涯現役であるためには、自分自身が健康であり続けなければなりません。

そのために、36歳からスポーツを始めました。

毎朝のジョギングです。

2年後には、毎週土曜日にテニスも始めました。

ジョギングもテニスも、未だに続いています。

というか、この2つは趣味であり、生活の一部になっています。

若いときは飽きやすく、何をやっても長続きしなかった私が、
30年以上も続けてこれたのが不思議なくらいです。

断食を初体験

サラリーマン時代、38歳で断食にも挑戦しました。

上司が重度の糖尿病にかかり即入院を宣告された時、
彼は重要な案件を抱えていたため、
入院を避けるために自然療法を選択しました。

結果、彼は水断食を始めました。

私は、健康上は特に問題なかったのですが、
体力勝負の重労働の職場からデスクワークの仕事に転職して間もない時で、
肥満を気にしていました。

そこで、上司に付き合って私も断食をすることにしました。

彼の紹介で自然療法の治療室に行き、
私の体質を診断してミルク断食を勧められ指導を受けました。

ミルクと言っても牛乳ではなく離乳期用のベビーミルクです。

もともとベビーミルクには、体に必要な栄養素が全てバランスよく配合されているので、断食によって栄養バランスを崩す心配はないのでとても合理的だと納得しました。

方法は簡単。

3度の食事の代わりに3杯のベビーミルクを飲むだけです。

ベビーミルク3杯だけで、仕事を続けていくのはちょっと不安がありました。

禁煙に挑戦したときの失敗談として、
一大決心をしてあまり力みすぎると長続きしないので、
軽い気持ちで始めることにしました。

初めての不思議な体感

ハッキリ言って、2週間も続けばいいと思ってました。

いざ始めてみると、体に様々な変化が起き始めて、
体調が変わっていくのが実感しました。

一番の変化は、睡眠です。

布団に入って、ほんの数秒で完全熟睡状態に入るのです。

朝の目覚めがこんなにも気持ちいいと思えたのは生まれて初めてです。

それと、体のエネルギーの状態が手に取るようにわかりました。

ミルクを飲んだ途端、ポパイがほうれん草を食べたときのように元気になり、
2時間も経つとゼンマイが切れたロボットのようになります。

もう一つは、頭が異常なくらい冴えて、
仕事のパフォーマンスが一気に上がったことです。

体調が爽快になり仕事がはかどるという初めての体験で、
お腹がすくという辛さは全く感じませんでした。

体重はというと、最初の2週間はあまり変化がありませんでした。

ただ、お腹の脂肪が柔らかくなってぶよぶよになっていくのがわかりました。

2週間を過ぎたあたりから、1日1kg位のペースで体重が落ち始め、
体重計に乗るのが楽しみになりました。

当初2週間続けばいいと思って始めたのが、
だんだん快感を感じるようになり、
結局34日間も続きました。

結果は、78kgあった体重が64kgに、
ウエストは86cmから76cmに。

もともとオシャレが大好きだった私ですが、
オシャレなパンツは79cmまでしかなく、
半ばあきらめていたのです。

それが、76cmのGパンがはけるなんて!

あまりのうれしさに、新しいサイズの服を大量に買い、
以前の大きいサイズの服を全部捨てました。

それは、二度と太らないという宣言であり、
もし太ってもまた痩せられるという自信の表れでもありました。

あれから30年あまり経ちますが、
ウエストは79cmで少しは太ったものの
ほぼ30代の頃の体型を維持しています。

会う人ごとに、
「何かスポーツをやっているんですか?」
と聞かれます。

年齢も50代だと間違ってくれる人が多く、
ちょっとうれしい気分です。

実際は、今年の誕生日で70歳を迎えるのですが。

これが私の健康への目覚めです。

70歳から始める超・健康術

今までは、体力にも若さにも自信がありました。

加齢の足音を、近年実感するようになりました。

私の祖母は94歳まで病気ひとつせず、
畑仕事をしながら着物を買ったり、温泉に行ったりして
人生をエンジョイして生き抜きました。

毎年のように、何人かの私の身近な人が60代70代で急死していきます。

60代70代で死んでいく人と、90や100まで元気に生きる人の間には、
何か根本的な生き方の違いがあるように思います。

学生時代、スポーツ万能で女の子にとてももててた人が、
後に会ったらメタボで当時の面影もなくなっていて、
60代で亡くなったという話を聞いたりすると
とても勿体ない気持ちになります。

そして、自分のことを考えます。

「健康を過信する人ほど危ない」と自分に言い聞かせます。

私は、まわりから「健康の塊」のように言われ、
今まで有頂天になっていましたが、
健康は努力してつくるものだと痛感するようになりました。

8年前から青汁を毎日飲むようになって健康を実感し、
今では夫婦で朝晩飲んでいます。

一応、まわりの人よりちょっとだけ健康への意識は高いと自負してきました。

でも、100歳まで元気で輝いて生きていきたいという思いを実現するには、
もっともっと体系的に健康術を身につけ実践していかなければいけないと思います。

そして、できれば私の愛する家族だけでなく、
一人でも多くの人に健康で人生を謳歌する人の輪を広げられたらと思います。

このブログがそのお役に立てれば幸せです。

追記

そうそう、私の断食のきっかけを作ってくれた上司のその後をお伝えしていませんでしたね。

彼は、私より厳しい水断食の6週間プログラムを実践しました。

その後、入院を宣告された病院に行って再検査をした結果、
完治していると言われたそうです。

そして、その担当医が「一体何をしたんだ?」と
不思議がっていたそうです。

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